【楽ラップ】運用状況をみてみた(2017年3月)

楽天証券のラップサービス「楽ラップ」に2016年8月から10万円を投資して利用しています。基本はほったらかしですが、3月までの四半期運用報告書が出たとのメールが届いたので、これまでの運用状況を簡単に振り返ってみます。

2017年3月末で+5,376円

2016年8月から10万円で運用を始めた楽ラップですが、2017年3月末の時点で+5,376円となりました。これまでの四半期末の運用状況を抜き出してみました(それにしてもExcelでグラフ作るの難しい)。

楽ラップは、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、REIT、その他、現金/MRFの7つのカテゴリーから資産配分を決めた運用コースを提案してくれ、資産配分比率に合わせて投資信託で運用が行われます。僕の場合は、日本を含む先進国の債券比率が半分程度の「基本は慎重だけど、攻めの姿勢も忘れない方」向けの運用コース(1000200)です。

2017年2月に外国債券の比率が上がる

契約している運用コースの資産配分の見直しが行われ、2月に比率が大きく変わったカテゴリーがあります。国内債券の比率が下がり、外国債券の比率が上がりました。

低金利環境が続く国内債券からのリターン獲得が限定的かつ今後の金利上昇による影響を低減することを目的に、国内債券の投資比率を引き下げ、外国債券の投資比率を引き上げる変更を2月15日より実施。

3月発行のマンスリーレポートによると、運用について上記の通りコメントされていました。なお、同時期に米国社債の投資信託の取り扱いが始まり、組み入れが開始されています。

楽だけど、手数料がかかります

運用方針を提案してくれ、世の中の動向に合わせて自動で運用してくれるのがうれしいところです。ただ、資産の運用をお任せするので、投資顧問料や運用管理手数料を支払うことになります。

僕の場合は、運用資産の時価評価額に応じて、あらかじめ定められた料率がかかる「固定報酬型」という契約です。毎月1回、運用資産の現金部分から支払われるようで、投資顧問料が14円前後、運用管理手数料が45円前後という感じでした。2016年8月~2017年3月の期間で合計425円を支払いました。

自分で運用すれば手数料分も自分の資産になりますが、世の中の動向を調査したり資産構成を調整したりは面倒に感じてしまうところでもあります。お金と手間のトレードオフですが、ロボ・アドバイザーという興味本位から最低購入金額で運用しているので、もう少し様子を見てみたいと思います。